2012年 06月 05日
研修旅行 厳島神社 |
建築職人さん達と一緒に1泊2日の研修旅行に行ってきました。主な目的地は宮島の厳島神社ですが山口県岩国市の錦帯橋や広島原爆ドームにも立ち寄りました。
まず、厳島神社のレポートです。厳島神社の魅力とは一言でいえば海上社殿です。海の中に柱が埋もれており私が訪れたときは回廊の周りの水深は30センチほどでした。毛蟹やトラフグなど海の生き物を回廊から間近で見ることが出来ます。まるで竜宮城にいるようです。
満潮になったときこの回廊は海の中に沈むそうです。材質は松で板の隙間は1センチほどあります。この隙間はわざと海水を入れ破壊されない工夫がされています。また、ばらばらにならない様にかすがいで止めてありました。国宝であるため床の上に更に床を張っており二重になっています。
大鳥居の高さは約16メートル材質はクスの木です。現在は修復中で下部に足場が設置されていました。やはり工事は干潮になって歩けるようになってから作業するのだそうです。
平安時代に建造された寝殿造りは配置が左右対称で渡殿でつながり・・・という知識はありましたが本質的な魅力は全体の建物配置ではなく見る角度によって同じ建物なのにさまざまな景色をみることができることではないかと思いました。つまり、平面図ではなく時間軸も加えた4次元で見るといろいろな発見ができます。たとえば屋根の上に五重の塔がみえたり、回廊と回廊が交差して鏡に写っているようにみせるなど想像力を働かせ飽きさせない工夫がしてあると思いました。ガイドさんは一方通行なのでまっすぐ歩いてくださいと言っていましたが山や海の方向をみたり、振り返ってまた建物をみると楽しむことができます。
まず、厳島神社のレポートです。厳島神社の魅力とは一言でいえば海上社殿です。海の中に柱が埋もれており私が訪れたときは回廊の周りの水深は30センチほどでした。毛蟹やトラフグなど海の生き物を回廊から間近で見ることが出来ます。まるで竜宮城にいるようです。
満潮になったときこの回廊は海の中に沈むそうです。材質は松で板の隙間は1センチほどあります。この隙間はわざと海水を入れ破壊されない工夫がされています。また、ばらばらにならない様にかすがいで止めてありました。国宝であるため床の上に更に床を張っており二重になっています。
大鳥居の高さは約16メートル材質はクスの木です。現在は修復中で下部に足場が設置されていました。やはり工事は干潮になって歩けるようになってから作業するのだそうです。
平安時代に建造された寝殿造りは配置が左右対称で渡殿でつながり・・・という知識はありましたが本質的な魅力は全体の建物配置ではなく見る角度によって同じ建物なのにさまざまな景色をみることができることではないかと思いました。つまり、平面図ではなく時間軸も加えた4次元で見るといろいろな発見ができます。たとえば屋根の上に五重の塔がみえたり、回廊と回廊が交差して鏡に写っているようにみせるなど想像力を働かせ飽きさせない工夫がしてあると思いました。ガイドさんは一方通行なのでまっすぐ歩いてくださいと言っていましたが山や海の方向をみたり、振り返ってまた建物をみると楽しむことができます。
by jst51
| 2012-06-05 11:54
| 建物見学-その他